118D088|第118回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生
交感神経と副交感神経刺激のどちらでも促進されるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
唾液腺は交感神経と副交感神経の両方から刺激を受け、どちらでも分泌が促進されます。ただし唾液の量と性状が異なります。
解説
副交感神経刺激では血流増加を伴う多量の水様性唾液が分泌されます。交感神経刺激では比較的少量で粘稠なタンパク質に富む唾液が分泌されます。したがって、両者とも唾液分泌を促進します。
多くの他臓器では交感神経と副交感神経が拮抗的に働きます。
選択肢の確認
a.胃液の分泌
誤り。
胃液分泌は主に副交感神経で促進され、交感神経では抑制されます。
b.心筋の収縮
誤り。
心筋収縮は交感神経で促進され、副交感神経では主に心拍数が低下します。
c.唾液の分泌
正しい。
唾液分泌は交感神経と副交感神経のどちらでも促進されます。
d.腸管平滑筋の収縮
誤り。
腸管平滑筋の収縮は副交感神経で促進され、交感神経で抑制されます。
e.気管支平滑筋の収縮
誤り。
気管支平滑筋は副交感神経で収縮し、交感神経β2作用で弛緩します。
覚えるポイント
- 副交感神経は多量の水様性唾液を分泌します。
- 交感神経は少量で粘稠な唾液を分泌します。
- 唾液腺では両自律神経が分泌を促進します。