118D076|第118回 歯科医師国家試験 過去問
社会歯科公衆衛生・予防歯科
歯周病の二次予防はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・b
正答
a、b
この問題のポイント
二次予防は、すでに発症した疾病を早期に発見・治療し、進行を防ぐ段階です。歯周病に対するSRPと暫間固定が該当します。
解説
SRPは歯根面の歯石・汚染物を除去して歯周炎を治療する処置です。暫間固定は歯周病で動揺した歯を一時的に連結し、機能時の負担を軽減して治療を進めやすくします。いずれも発症した歯周病への治療なので二次予防です。
歯科保健指導、生活習慣改善、プラークコントロールは、歯周病の発症を防ぐ一次予防の側面が強い項目です。治療中にも行いますが、予防段階の分類では目的で判断します。
選択肢の確認
a.SRP
正しい。
SRPは発症した歯周炎の原因除去療法で、進行を防ぐ二次予防に該当します。
b.暫間固定
正しい。
暫間固定は歯周病による動揺歯を安定させ、機能障害と病態進行を抑えるため二次予防に該当します。
c.歯科保健指導
誤り。
歯科保健指導は健康行動を促して疾病発症を防ぐ一次予防として位置付けられます。
d.生活習慣の改善
誤り。
生活習慣の改善は喫煙や食生活などのリスクを減らす一次予防です。
e.プラークコントロール
誤り。
プラークコントロールは発症予防の基本で、予防段階の分類では一次予防に位置付けます。
覚えるポイント
- 一次予防は発症予防、二次予防は早期発見・早期治療です。
- SRPは歯周炎の原因除去療法です。
- 暫間固定は動揺歯の安静と機能回復に用います。