118D007|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
病院における周術期口腔機能管理のアウトカム評価の対象となるのはどれか。 1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: b
正答
b
この問題のポイント
医療の質評価では、**構造、過程、結果〈アウトカム〉**を区別します。アウトカムは、介入後に患者や医療提供全体に生じた結果です。
解説
周術期口腔機能管理のアウトカム評価では、誤嚥性肺炎や術後感染の減少、経口摂取再開、在院日数など、実際に得られた結果をみます。選択肢のうち、入院患者の平均在院期間は患者・病院に現れた結果であり、アウトカムに該当します。
患者数、予算、カンファレンス回数は体制や活動量を示す情報であり、結果そのものとは区別します。
選択肢の確認
a.口腔機能管理の技術力
誤り。
口腔機能管理の技術力は医療者や施設の能力に関する評価で、主に構造や過程の側面です。
b.入院患者の平均在院期間
正しい。
入院患者の平均在院期間は、医療介入後に現れる結果を示すためアウトカム評価の対象となります。
c.周術期口腔機能管理の患者数
誤り。
周術期口腔機能管理の患者数は実施量を示す過程指標で、患者の結果を直接示しません。
d.周術期口腔機能管理のための予算
誤り。
周術期口腔機能管理のための予算は資源や体制を表す構造指標です。
e.医科歯科連携カンファレンスの回数
誤り。
医科歯科連携カンファレンスの回数は連携活動の実施状況を示す過程指標です。
覚えるポイント
- 構造は人員・設備・予算、過程は実施した診療、アウトカムは得られた結果です。
- 平均在院期間はアウトカム指標です。
- 周術期口腔機能管理では感染、摂食、在院日数などの変化を評価します。