118C034第118回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

糖尿病の慢性合併症はどれか。4 つ選べ。

4つ選択
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正解: a・b・c・d

正答

a、b、c、d

この問題のポイント

糖尿病合併症は、長期間の高血糖による慢性合併症と、急激な代謝失調による急性合併症に分けます。

解説

慢性合併症には、細小血管障害である糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害があります。また、動脈硬化が進行しやすく、脳血管障害、虚血性心疾患、末梢動脈疾患などの大血管障害も増加します。

糖尿病ケトアシドーシスはインスリン不足によって急速に生じる急性代謝合併症です。

歯科診療上のポイント
糖尿病では歯周炎、感染、創傷治癒遅延、低血糖にも注意し、血糖コントロールと服薬・食事状況を確認します。

選択肢の確認

a.神経障害
正しい。糖尿病神経障害は細小血管障害や代謝異常により生じる代表的な慢性合併症です。

b.脳血管障害
正しい。糖尿病では動脈硬化が進み、脳梗塞などの脳血管障害のリスクが高まります。

c.虚血性心疾患
正しい。冠動脈硬化が進行しやすく、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患が慢性合併症として問題になります。

d.糖尿病網膜症
正しい。糖尿病網膜症は代表的な細小血管障害です。

e.糖尿病ケトアシドーシス
誤り。糖尿病ケトアシドーシスは急性の代謝性合併症であり、慢性合併症ではありません。

覚えるポイント

  • 細小血管障害は網膜症、腎症、神経障害です。
  • 大血管障害は脳血管障害、虚血性心疾患、末梢動脈疾患です。
  • 糖尿病ケトアシドーシスは急性合併症です。

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