118A015第118回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

20 歳時を基準とした成長・老化の割合を図に示す。 ④で示すのはどれか。1 つ選べ。 ただし、①~⑤はa~eのいずれかに該当する。

118A015の問題画像
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正解: b

正答

b

この問題のポイント

Scammonの発育曲線では、組織ごとに成長時期が異なります。神経型は乳幼児期に急速に成長し、早期に成人値へ近づくことが最大の特徴です。

解説

神経型には脳、頭蓋、眼球などが含まれます。出生後早期に急速に発育し、学童期の早い段階で20歳時の大部分に達します。図の④は、この早期成熟型の曲線に該当します。

一般型は身長、体重、筋、骨、内臓などにみられ、乳幼児期と思春期に成長が目立ちます。リンパ型は学童期に成人値を超えて増大した後、思春期以降に退縮します。生殖型は思春期から急速に発育します。

画像の確認

実画像では、曲線④が幼児期に急速に100%近くへ達した後、成人期以降は緩やかに低下している。神経系型の発育曲線に合う推移であり、正答bに対応する。

選択肢の確認

a.一般型
誤り。
一般型は乳幼児期と思春期に成長の山があり、神経型ほど早期に成人値へ達しません。

b.神経型
正しい。
乳幼児期から急速に成長し、学童期早期に成人値へ近づく曲線です。

c.リンパ型
誤り。
リンパ型は学童期に20歳時の値を超えて増大し、その後に退縮する特徴的な曲線を示します。

d.生殖型(男)
誤り。
男性の生殖型は思春期以降に急速な増加を示し、早期成熟型ではありません。

e.生殖型(女)
誤り。
女性の生殖型も思春期に大きく発育します。男性より発育開始が早い傾向がありますが、神経型の曲線とは異なります。

覚えるポイント

  • 神経型は早期成熟です。
  • リンパ型は一時的に成人値を超えることがあります。
  • 生殖型は思春期に急増し、一般型には思春期成長スパートがあります。

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