118A007|第118回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床口腔外科学
顎関節部MRI(別冊No. 1)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。1 つ選べ。

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正解: d
正答
d
この問題のポイント
顎関節MRIでは、下顎頭、関節円板、関節結節、関節円板後部組織と、前方に位置する外側翼突筋の位置関係を確認します。
解説
外側翼突筋は顎関節の前方に位置し、主に下顎頭頸部へ付着します。上頭の一部は関節包や関節円板にも付着し、下顎運動と関節円板の協調に関与します。
画像の確認
実画像では、顎関節矢状断MRIの矢印が下顎頭と関節円板の前方にある筋性組織を示している。この走行は外側翼突筋上頭に一致し、正答dを支える。
選択肢の確認
a.咬 筋
誤り。
咬筋は下顎枝外側面を覆う筋で、顎関節矢状断における下顎頭前方の深部構造とは位置が異なります。
b.側頭筋
誤り。
側頭筋は側頭窩から筋突起へ付着します。下顎頭頸部前方に付着する筋ではありません。
c.関節円板
誤り。
関節円板は下顎頭と側頭骨の関節面の間に位置する線維性組織です。正答の筋組織とは位置と形態が異なります。
d.外側翼突筋
正しい。
顎関節の前方に位置し、下顎頭頸部や関節円板・関節包と関係する筋です。
e.関節円板後部組織
誤り。
関節円板後部組織は関節円板の後方にあり、血管や神経に富みます。下顎頭前方の外側翼突筋とは反対側に位置します。
覚えるポイント
- 外側翼突筋は下顎頭頸部の前方に位置します。
- 関節円板は下顎頭と側頭骨関節面の間にあります。
- 顎関節MRIでは、前後方向の位置関係を基準に同定します。