117D002|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
ICDAS でエナメル質に限局した齲窩のコードはどれか。1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
ICDASでは、エナメル質に限局した局所的な表面崩壊をコード3と判定します。象牙質が見えるかどうかが次の分岐点です。
解説
ICDASは齲蝕の視診所見を0から6まで段階化した評価法です。コード1と2はまだ明らかな齲窩を形成していない初期変化、コード3は象牙質の露出を伴わないエナメル質の局所的崩壊です。
コード4では象牙質由来の暗い陰影がみられ、コード5では明確な齲窩内に象牙質が視認されます。したがって、エナメル質に限局した齲窩はコード3です。
選択肢の確認
a.0
誤り。コード0は健全歯面で、齲蝕性の視覚変化を認めません。
b.1
誤り。コード1は乾燥後に初めて確認できる初期の視覚的変化で、明らかな齲窩はありません。
c.2
誤り。コード2は湿潤状態でも確認できる明瞭なエナメル質の色調変化ですが、表面崩壊を伴う齲窩ではありません。
d.3
正しい。コード3は象牙質が見えない範囲でのエナメル質の局所的崩壊です。
e.4
誤り。コード4は象牙質から透けて見える暗い陰影を示し、エナメル質限局齲窩より進行した所見です。
覚えるポイント
- ICDAS 1・2は非実質欠損性の初期変化。
- ICDAS 3は象牙質が見えないエナメル質の局所崩壊。
- 象牙質が明確に見える齲窩はコード5を考える。