117C010|第117回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生
RANK を発現するのはどれか。1 つ選べ。
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
骨代謝では、RANKは破骨細胞系、RANKLは骨芽細胞・骨髄間質細胞系と整理します。
解説
RANKは破骨細胞前駆細胞および破骨細胞に発現する受容体です。骨芽細胞系細胞が発現するRANKLがRANKに結合すると、破骨細胞の分化、活性化、生存が促進されます。
オステオプロテゲリンはRANKLに結合するおとり受容体として働き、RANKとRANKLの結合を妨げて骨吸収を抑制します。
選択肢の確認
a.骨芽細胞
誤り。
骨芽細胞は主にRANKLとオステオプロテゲリンを産生し、破骨細胞形成を調節します。
b.破骨細胞
正しい。
RANKは破骨細胞前駆細胞と破骨細胞に発現します。
c.線維芽細胞
誤り。
線維芽細胞は細胞外基質を産生しますが、RANKを代表的に発現する細胞ではありません。
d.象牙芽細胞
誤り。
象牙芽細胞は象牙質形成を担う細胞です。
e.血管内皮細胞
誤り。
血管内皮細胞は血管内面を構成しますが、骨吸収系で問われるRANK発現細胞ではありません。
覚えるポイント
- RANKは破骨細胞系に発現する。
- RANKLは破骨細胞分化を促進する。
- オステオプロテゲリンはRANKLを捕捉して骨吸収を抑える。