117C009|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯周病学
母子健康手帳の省令様式において、妊娠中と産後の歯科の記載事項はどれか。 2 つ選べ。
2つ選択
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正解: b・e
正答
b、e
この問題のポイント
母子健康手帳の妊娠中・産後の歯科記録では、歯肉の炎症と要治療のむし歯を確認します。
解説
妊娠中はホルモン環境の変化や口腔清掃状態の変化により歯肉炎が起こりやすく、悪阻や間食の増加によって齲蝕リスクも変化します。そのため、歯肉の炎症と治療を要する齲蝕の有無を把握し、必要な受診と口腔衛生管理につなげます。
口臭、顎関節、歯列咬合も臨床上評価することはありますが、この設問で問われる省令様式の該当項目ではありません。
選択肢の確認
a.口 臭
誤り。
口臭は歯科診療で評価されることがありますが、妊娠中と産後の省令様式における本問の記載事項ではありません。
b.歯肉の炎症
正しい。
歯肉の炎症は妊娠中・産後の歯科記録で確認する項目です。
c.顎関節の異常
誤り。
顎関節の異常は本問で問われる記載事項ではありません。
d.歯列咬合の異常
誤り。
歯列咬合の異常は小児の発育段階では重要ですが、妊娠中と産後の該当欄ではありません。
e.要治療のむし歯
正しい。
要治療のむし歯の有無を記録し、必要な歯科受診につなげます。
覚えるポイント
- 妊娠中は歯肉炎と齲蝕リスクに注意する。
- 母子健康手帳では口腔状態を記録し、受診勧奨につなげる。
- 省令様式の項目と、一般的な歯科診査項目を区別する。