117C002|第117回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床歯科放射線学
口内法エックス線撮影の補助具の写真(別冊No. 1)を別に示す。 使用目的はどれか。1 つ選べ。

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正解: c
正答
c
この問題のポイント
口内法エックス線撮影の補助具は、検出器の位置と角度を安定させ、再現性の高い撮影を行うために用います。
解説
口内法撮影では、フィルム、イメージングプレート、センサーなどの検出器を口腔内の適切な位置に保持する必要があります。保持具を用いると、患者の指で押さえる方法より位置ずれが少なく、平行法などで検出器と歯、エックス線中心線の関係を再現しやすくなります。
線量調整は撮影条件や照射野、散乱線除去はコリメータやグリッドなどの役割であり、検出器保持具の直接の目的ではありません。
画像の確認
実画像では、ピンク色の補助具に白い咬合ブロックと板状の受け部があり、口腔内で検出器を一定位置に保持する形態が写っている。線量調整器や散乱線除去器ではない外形が、検出器の保持を目的とする正答cを支える。
選択肢の確認
a.線量の調整
誤り。
線量は管電圧、管電流、照射時間、照射野などで調整します。
b.頭部の固定
誤り。
頭部の固定はヘッドレストや撮影装置の位置決め機構で行います。
c.検出器の保持
正しい。
補助具は口腔内で検出器を適切な位置と角度に保持するために用います。
d.散乱線の除去
誤り。
散乱線の除去は主に照射野の制限やグリッドなどで行い、検出器保持具の目的ではありません。
e.画像コントラストの向上
誤り。
保持の安定化は画像の再現性に寄与しますが、画像コントラストを直接向上させる器具ではありません。
覚えるポイント
- 口内法の保持具は検出器を保持し、位置ずれを防ぐ。
- 平行法では歯軸と検出器を平行にし、中心線を直角に入射する。
- 線量、散乱線、コントラストの調整器具と混同しない。