116C065|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
老年期の疾患の特徴はどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: b・c
正答
b、c
この問題のポイント
老年期の疾患は、多疾患併存、慢性化、非典型的症状、回復力低下を特徴とします。
解説
高齢者では複数の臓器に加齢変化があり、生活習慣病や変性疾患を同時に抱えることが多くなります。慢性疾患は完全治癒よりも機能維持、増悪予防、生活の質の確保を目標とすることが少なくありません。
個人差が大きく、生活環境、栄養、認知機能、社会的支援の影響を強く受けます。薬物反応や回復力は低下し、副作用が現れやすくなります。
選択肢の確認
a.個人差が小さい。
誤り。加齢変化と生活歴の差が大きいため、老年期の健康状態には大きな個人差があります。
b.完治が困難である。
正しい。慢性・変性疾患が多く、完全な治癒が困難な場合があります。
c.複数の疾患を併発する。
正しい。多疾患併存が多く、治療の優先順位と薬剤相互作用に注意します。
d.環境要因に左右されにくい。
誤り。住環境、介護力、栄養、社会的孤立など環境要因に影響されやすいです。
e.治療に対する反応性が高い。
誤り。予備力と回復力が低下しており、治療反応が高いとは限りません。
覚えるポイント
- 高齢者は多疾患併存が多い。
- 慢性化し完治困難な疾患が多い。
- 個人差と環境要因を重視する。