116C041|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
メラニン顆粒を有するのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: c・d
正答
c、d
この問題のポイント
メラニン顆粒をもつ病変は、メラノサイト系病変を中心に考えます。
解説
悪性黒色腫は悪性メラノサイトが増殖し、メラニン顆粒を産生することがあります。色素性母斑も母斑細胞がメラニンを含み、褐色から黒色の病変を呈します。
黒毛舌の黒色は、角化した糸状乳頭への色素産生菌、飲食物、喫煙などによる外来性色素が中心で、病変細胞内のメラニン顆粒を特徴としません。
選択肢の確認
a.黒毛舌
誤り。黒毛舌の色調は伸長した糸状乳頭への外来性色素や色素産生菌などによります。
b.Fordyce 斑
誤り。Fordyce斑は粘膜内の異所性皮脂腺で、黄白色を呈します。
c.悪性黒色腫
正しい。悪性黒色腫では腫瘍細胞内にメラニン顆粒を認めることがあります。
d.色素性母斑
正しい。色素性母斑の母斑細胞はメラニン顆粒を含みます。
e.多形滲出性紅斑
誤り。多形滲出性紅斑は急性炎症性病変で、メラニン産生細胞の増殖を特徴としません。
覚えるポイント
- 悪性黒色腫と色素性母斑はメラノサイト系病変。
- 黒色に見える病変がすべてメラニン性とは限らない。
- 外来性色素、血液、メラニンを鑑別する。