116C010|第116回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生
中咽頭の上皮はどれか。1 つ選べ。
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正解: b
正答
b
この問題のポイント
咽頭の上皮は、空気の通り道か、食塊も通る部位かで整理します。
解説
中咽頭は呼吸路であると同時に食塊が通過するため、機械的刺激に耐える非角化重層扁平上皮で被覆されます。下咽頭も重層扁平上皮で被覆されます。
鼻咽頭は主として呼吸路であり、多列線毛円柱上皮で被覆されます。
選択肢の確認
a.移行上皮
誤り。移行上皮は尿路にみられる上皮です。
b.重層扁平上皮
正しい。中咽頭は食塊の通過による摩擦に耐える重層扁平上皮で被覆されます。
c.多列線毛上皮
誤り。多列線毛上皮は主に鼻咽頭などの呼吸部にみられます。
d.単層扁平上皮
誤り。単層扁平上皮は血管内皮や肺胞上皮など、物質交換に適した薄い上皮です。
e.単層立方上皮
誤り。単層立方上皮は腎尿細管や小型導管などにみられます。
覚えるポイント
- 中咽頭・下咽頭は重層扁平上皮。
- 鼻咽頭は多列線毛円柱上皮。
- 食塊が通る部位は摩擦への抵抗性が必要。