116B049|第116回 歯科医師国家試験 過去問
基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生
運動神経終末から分泌される神経伝達物質を分解するのはどれか。1 つ選べ。
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正解: a
正答
a
この問題のポイント
神経筋接合部では、運動神経から放出されたアセチルコリンが短時間で分解されます。
解説
運動神経終末から放出される神経伝達物質はアセチルコリンです。シナプス間隙のアセチルコリンエステラーゼがこれをコリンと酢酸に加水分解し、筋終板への刺激を速やかに終了させます。選択肢ではコリンエステラーゼが該当します。
選択肢の確認
a.コリンエステラーゼ
正しい。
コリンエステラーゼ、特にアセチルコリンエステラーゼが神経筋接合部のアセチルコリンを分解します。
b.アデニル酸シクラーゼ
誤り。
アデニル酸シクラーゼはATPからcAMPを生成する細胞内情報伝達酵素です。
c.シクロオキシゲナーゼ
誤り。
シクロオキシゲナーゼはアラキドン酸からプロスタグランジン類を合成する酵素です。
d.モノアミンオキシダーゼ
誤り。
モノアミンオキシダーゼはノルアドレナリン、ドパミン、セロトニンなどのモノアミン代謝に関与します。
e.コリンアセチルトランスフェラーゼ
誤り。
コリンアセチルトランスフェラーゼはコリンとアセチルCoAからアセチルコリンを合成する酵素で、分解酵素ではありません。
覚えるポイント
- 神経筋接合部の伝達物質はアセチルコリン。
- 分解はアセチルコリンエステラーゼ。
- 合成はコリンアセチルトランスフェラーゼ。