116A030|第116回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
排卵後に基礎体温を上昇させるのはどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: e
正答
e
この問題のポイント
排卵後の黄体期に上昇するホルモンと基礎体温の関係を問う問題です。
解説
排卵後、卵胞は黄体となり、プロゲステロンを分泌します。プロゲステロンは視床下部の体温調節中枢へ作用し、基礎体温を上昇させます。そのため正常な排卵周期では、排卵前の低温相と排卵後の高温相からなる二相性を示します。
妊娠が成立しなければ黄体が退縮し、プロゲステロンが低下して月経とともに基礎体温も低下します。
ひっかけポイント
排卵を誘発するLHと、排卵後の体温を上げるプロゲステロンを区別します。
選択肢の確認
a.グルカゴン
誤り。
グルカゴンは血糖を上昇させる膵ホルモンで、黄体期の基礎体温上昇を起こしません。
b.バソプレシン
誤り。
バソプレシンは腎集合管で水再吸収を促進する抗利尿ホルモンです。
c.パラソルモン
誤り。
パラソルモンは血中カルシウム濃度を調節する副甲状腺ホルモンです。
d.アルドステロン
誤り。
アルドステロンは腎でナトリウム再吸収とカリウム排泄を促進します。基礎体温上昇の主因ではありません。
e.プロゲステロン
正しい。
プロゲステロンは黄体から分泌され、排卵後の基礎体温を上昇させます。
覚えるポイント
- 排卵後はプロゲステロンが増加します。
- プロゲステロンにより基礎体温は高温相になります。
- LHサージは排卵誘発、プロゲステロンは黄体期維持と整理します。