39PM32|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、電子内視鏡、超音波内視鏡、カプセル内視鏡の基本構造が問われています。
内視鏡では、光源、撮像素子、走査方式、照明方式を分けて整理することが重要です。
解説
電子内視鏡は、先端部に撮像素子を備え、体内の画像を電気信号として取り出します。
ただし、体内を観察するためには照明が必要です。そのため、電子内視鏡でも光源装置や照明系が必要になります。
電子内視鏡のカラー撮像方式には、同時方式と面順次方式があります。面順次方式では、RGBなどの光を順番に照射するために回転フィルタが用いられることがあります。一方、同時方式は、撮像素子側のカラーフィルタなどで色情報を同時に得ます。
超音波内視鏡では、内視鏡先端に超音波振動子を備え、消化管壁や周囲臓器を観察します。走査方式には、周囲を輪切り状に観察するラジアル走査などがあります。
カプセル内視鏡では、小型カメラ、照明、電池、送信機などを内蔵します。照明には低消費電力のLEDが用いられるのが一般的で、ハロゲンランプを内蔵するという説明は適切ではありません。
ひっかけポイント
電子内視鏡は「電子的に撮像する」だけで、暗い体内を照らす光源が不要になるわけではありません。
選択肢の確認
1.誤り。
電子内視鏡でも観察対象を照明する必要があるため、光源装置や照明系が必要です。
2.誤り。
回転フィルタを用いるのは、主に面順次方式の説明です。同時方式では、撮像素子のカラーフィルタなどで色情報を同時に得ます。
3.誤り。
電子内視鏡の撮像素子は、通常、挿入部の先端部に装着されています。操作部に装着されているわけではありません。
4.正しい。
超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられます。周囲を輪切り状に観察でき、消化管壁の層構造や周辺臓器の評価に役立ちます。
5.誤り。
カプセル内視鏡には、通常、低消費電力のLED照明が用いられます。ハロゲンランプを内蔵するという説明は不適切です。
覚えるポイント
- 電子内視鏡にも光源・照明が必要です。
- 電子内視鏡の撮像素子は主に先端部にあります。
- 回転フィルタは面順次方式と関連します。
- 超音波内視鏡ではラジアル走査が用いられます。
- カプセル内視鏡の照明は、低消費電力のLEDを考えます。