39AM1|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
患者の権利について誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、患者の権利と診療情報の取り扱いが問われています。
患者には、医療機関を選ぶ権利、説明を受ける権利、治療を選択・拒否する権利などがあります。
一方で、診療情報は個人情報であり、患者の死後であっても遺族が無条件に自由閲覧できるものではありません。
解説
患者の権利では、次の考え方が重要です。
- 医療を受ける権利
- 説明を受ける権利
- 自己決定権
- プライバシーの保護
- 診療情報の適切な管理
リスボン宣言は、世界医師会による患者の権利に関する宣言です。患者の自己決定権、情報を得る権利、秘密保持などが示されています。
ただし、診療情報は患者本人の個人情報です。患者の死後であっても、配偶者や遺族が常に自由に閲覧できるわけではありません。医療機関は、関係性、請求目的、本人の意思、第三者の利益などを考慮して慎重に対応します。
ひっかけポイント
「配偶者だから自由に閲覧できる」と考えるのは危険です。診療情報は死亡後も慎重に取り扱われます。
選択肢の確認
1.記述としては正しい。
患者には、担当医師や医療機関を選択する権利があります。実際には地域、緊急性、診療体制などの制約はありますが、基本的な権利として認められます。
2.記述としては正しい。
リスボン宣言では、患者の自己決定権、情報を得る権利、秘密保持、尊厳ある医療などが示されています。
3.正答。記述としては誤り。
患者の死後であっても、配偶者が診療情報を自由に閲覧できるわけではありません。診療情報は個人情報であり、遺族への開示は一定の手続きと判断に基づいて行われます。
4.記述としては正しい。
健康保険料の支払い状況にかかわらず、緊急時や必要な医療は適切に提供されるべきです。医療には、人命と健康を守る公共性があります。
5.記述としては正しい。
患者には治療を受けるかどうかを決める自己決定権があります。医師が必要と判断した治療であっても、患者が十分な説明を受けたうえで拒否することはあり得ます。
覚えるポイント
- 患者には自己決定権があります。
- リスボン宣言は患者の権利に関する重要な宣言です。
- 診療情報は患者の死後も慎重に扱います。
- 遺族であっても、診療情報を無条件に自由閲覧できるわけではありません。