39AM3|第39回 臨床工学技士国家試験 過去問
臨床工学技士が「生命維持管理装置」の操作をする上で医師の指示を必要としないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、臨床工学技士の業務範囲と医師の指示が必要な行為が問われています。
臨床工学技士は、医師の指示のもとに生命維持管理装置の操作を行います。
一方、装置の保守点検は、患者に対する直接的な操作とは異なり、医師の個別指示を必要としない業務として整理されます。
解説
臨床工学技士の重要な業務は、生命維持管理装置の操作と保守点検です。
ここで区別すべき点は、次の2つです。
- 患者に対して装置を用いる操作
- 装置を安全に使用するための保守点検
患者の身体に接続された回路を介して採血、薬剤注入、吸引、刺激負荷などを行う場合は、患者への侵襲や治療内容に関わります。そのため、医師の指示が必要です。
人工心肺装置の保守点検は、装置の安全性や性能を確認する業務です。これは医師の個別指示を受けて実施する生命維持管理装置の操作とは性質が異なります。
臨床工学技士としての注意点
装置の保守点検は臨床工学技士の重要業務です。ただし、患者に接続して治療・処置に関わる操作を行う場合は、医師の指示が必要になります。
選択肢の確認
1.正答。医師の指示を必要としません。
人工心肺装置の保守点検は、装置の機能や安全性を確認する業務です。患者に対する直接的な装置操作ではないため、医師の個別指示を必要としないものとして扱います。
2.医師の指示が必要です。
人工呼吸器作動中の喀痰吸引は、気道に対する処置であり、患者の状態に直接影響します。医師の指示のもとで行う必要があります。
3.医師の指示が必要です。
血液浄化装置の回路を介した採血は、患者の血液回路を扱う行為です。患者に対する医療行為に該当するため、医師の指示が必要です。
4.医師の指示が必要です。
身体への回路を介した薬剤の注入は、薬剤投与に関わる行為です。治療内容に直接関係するため、医師の指示が必要です。
5.医師の指示が必要です。
心・血管カテーテル治療における電気的刺激の負荷装置の操作は、患者の循環動態や不整脈誘発に関係します。医師の指示が必要です。
覚えるポイント
- 臨床工学技士は、医師の指示のもとで生命維持管理装置の操作を行います。
- 保守点検は臨床工学技士の重要業務です。
- 患者の身体や回路を介する採血、薬剤注入、吸引、刺激負荷は医師の指示が必要です。