38AM1|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
医療安全・公衆衛生医療倫理・医事法規患者の権利・治験GCP/IRB・医療法/PMD法
人間を対象とする医学研究の倫理的原則について述べたのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、人間を対象とする医学研究の倫理原則が問われています。
臨床研究、治験、医療機器の評価研究などでは、患者や被験者の安全、尊厳、自己決定権を守ることが重要です。
解説
ヘルシンキ宣言は、世界医師会によって採択された、人間を対象とする医学研究の倫理的原則です。
重要な考え方は次のとおりです。
- 被験者の生命、健康、尊厳、権利を優先する
- 研究の利益と危険を比較して、危険を最小限にする
- インフォームドコンセントを重視する
- 倫理審査を受けて研究を行う
- 個人情報やプライバシーを保護する
臨床工学技士も、医療機器の臨床研究やデータ収集に関わることがあります。その場合、装置の性能だけでなく、対象者の安全と倫理的配慮を理解しておく必要があります。
ひっかけポイント
医療倫理に関する宣言は複数あります。人間を対象とする医学研究なら、まず ヘルシンキ宣言 を思い出します。
選択肢の確認
1.誤り。
ヒポクラテスの誓いは、医師の職業倫理を示す古典的な誓いです。人間を対象とする医学研究の倫理原則として代表的に問われるものではありません。
2.正しい。
ヘルシンキ宣言は、人間を対象とする医学研究における倫理的原則を示した宣言です。
3.誤り。
ジュネーブ宣言は、医師の倫理的責務を現代的に示した宣言です。医学研究の倫理原則としてはヘルシンキ宣言が該当します。
4.誤り。
サンフランシスコ宣言は、この問題で問われている人間対象研究の倫理原則としての代表的宣言ではありません。
5.誤り。
ウイーン宣言は、人間を対象とする医学研究の倫理原則として臨床現場で最も基本的に扱われる宣言ではありません。
覚えるポイント
- 人間を対象とする医学研究はヘルシンキ宣言。
- インフォームドコンセント、倫理審査、被験者保護が重要。
- 臨床研究では、科学的妥当性だけでなく倫理的妥当性も必要。