38AM30|第38回 臨床工学技士国家試験 過去問
生体計測装置学呼吸・循環・体温計測カプノグラム・肺機能・血流/心拍出量・深部体温
リリー型呼吸流量計の測定に用いるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、リリー型呼吸流量計の測定原理が問われています。
呼吸流量計は、人工呼吸器、呼吸機能検査、麻酔器などで流量や換気量を測定するために重要です。
解説
リリー型呼吸流量計は、気流が抵抗体を通過するときに生じる差圧を利用して流量を測定します。
流路内にスクリーンや抵抗体を置くと、流量に応じて上流側と下流側の圧力差が生じます。この差圧を測定し、流量に換算します。
このような方式は、ニューモタコグラフの一種として呼吸流量測定に用いられます。
他の測定原理としては、熱線式、カルマン渦式、面積式、超音波式などがありますが、リリー型では差圧が基本です。
呼吸療法装置のポイント
呼吸流量の測定では、どの物理量をセンサが検出しているかを確認します。差圧、熱、渦、超音波などの原理を区別します。
選択肢の確認
1.正しい。
リリー型呼吸流量計は、抵抗体の前後に生じる差圧を利用して流量を測定します。
2.誤り。
温度変化を利用するのは、熱線式流量計などです。リリー型の基本原理ではありません。
3.誤り。
カルマン渦列を利用するのは、カルマン渦式流量計です。流体中に置いた物体の後方に発生する渦を検出します。
4.誤り。
可動円筒や浮子の変位を利用するのは、面積式流量計やロータメータに関連する考え方です。リリー型ではありません。
5.誤り。
超音波伝播時間差を利用するのは、超音波式流量計です。リリー型呼吸流量計の測定原理ではありません。
覚えるポイント
- リリー型呼吸流量計は差圧を用いる。
- 抵抗体の前後の圧力差から流量を求める。
- 熱線式は温度変化を利用する。
- カルマン渦式は渦の発生を利用する。
- 超音波式は超音波の伝播時間差を利用する。