37PM47|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
電気電子工学電磁気・電磁波磁気シールド・導体間力・電磁波速度
比誘電率 4、比透磁率 1 の材質中の電磁波の速度は真空中の何倍か。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、媒質中を伝わる電磁波の速度が問われています。
電磁波の速度は、媒質の誘電率と透磁率によって変わります。
真空中の速度を c とすると、比誘電率 εr、比透磁率 μr の媒質中の速度 v は、
- v = c / √(εr μr)
で表されます。
解説
真空中の電磁波速度は、
- c = 1 / √(ε0 μ0)
です。
媒質中では、誘電率と透磁率がそれぞれ次のようになります。
- ε = εr ε0
- μ = μr μ0
したがって、媒質中の電磁波速度は、
- v = 1 / √(εμ)
- v = 1 / √(εr ε0 × μr μ0)
となります。
真空中の速度 c と比べると、
- v / c = 1 / √(εr μr)
です。
この問題では、
- 比誘電率 εr = 4
- 比透磁率 μr = 1
なので、
- v / c = 1 / √(4 × 1)
- v / c = 1 / √4
- v / c = 1 / 2
したがって、材質中の電磁波の速度は真空中の1/2倍です。
ひっかけポイント
比誘電率が4だから速度が1/4になるわけではありません。速度は比誘電率と比透磁率の積の平方根の逆数で決まります。
選択肢の確認
1.誤り。
1/4倍ではありません。比誘電率4をそのまま逆数にすると1/4と考えたくなりますが、電磁波速度では平方根をとる必要があります。
2.正しい。
v / c = 1 / √(4 × 1) = 1/2 です。材質中の電磁波速度は真空中の1/2倍になります。
3.誤り。
1/√2倍は、εr μr = 2 の場合に対応します。この問題では εr μr = 4 です。
4.誤り。
√2倍ではありません。誘電率や透磁率が真空より大きい媒質では、通常、電磁波速度は真空中より遅くなります。
5.誤り。
2倍ではありません。真空中より速くなるのではなく、比誘電率4の影響で1/2倍になります。
覚えるポイント
- 媒質中の電磁波速度は v = c / √(εr μr) です。
- 比誘電率 εr が大きいほど、電磁波速度は遅くなります。
- 比透磁率 μr が大きいほど、電磁波速度は遅くなります。
- この問題では εr = 4、μr = 1 なので 1/2倍です。
- 「4だから1/4」ではなく、平方根をとることを忘れないようにします。