37PM41第37回 臨床工学技士国家試験 過去問

医療安全・公衆衛生臨床工学技士法・機器管理業務範囲・医師の指示・保守点検・信頼性

ME 機器の保守点検に含まれないのはどれか。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

この問題では、ME機器の保守点検に含まれる業務と、修理業務の区別が問われています。

保守点検には、清拭、点検、測定、校正、消耗品交換などが含まれます。

一方、劣化した電源プラグの修理は、保守点検そのものではなく、点検後に必要となる修理・是正処置として扱います。

解説

ME機器の保守点検は、機器を安全かつ正常に使用できる状態に維持するために行います。

代表的な保守点検には、次のようなものがあります。

  • 外観点検
  • 清拭、清掃
  • 作動確認
  • アラーム確認
  • 測定精度確認
  • 校正
  • 消耗品交換
  • バッテリ確認
  • 漏れ電流や接地線抵抗などの安全点検

血液浄化装置の外装清拭は、清潔管理と感染対策に関係する保守管理の一部です。

輸液ポンプの流量精度測定は、投与量の安全性を確認する重要な点検です。

人工呼吸器のバクテリアフィルタ交換は、感染対策や機器性能維持に関係する保守です。

カプノメータ表示値の標準ガスでの校正は、測定精度を維持するための保守点検です。

一方、人工心肺装置の劣化した電源プラグの修理は、電気部品の修理作業です。保守点検で異常を発見することはありますが、劣化プラグを修理する作業そのものは保守点検に含まれる日常的点検項目とは区別します。修理後には、安全試験や動作確認も必要です。

ME機器管理での注意点
保守点検で異常を見つけた場合は、使用停止、表示、報告、修理依頼、修理後点検を確実に行います。特に電源プラグや電源コードの劣化は、発熱、感電、停電、火災につながるため放置してはいけません。

選択肢の確認

1.含まれます。
血液浄化装置の外装の清拭は、清潔管理や感染対策の観点から保守管理に含まれます。

2.含まれます。
輸液ポンプの流量精度の測定は、設定流量どおりに薬液を投与できるか確認する重要な保守点検です。

3.含まれます。
人工呼吸器のバクテリアフィルタ交換は、感染対策と機器性能維持のための保守作業に含まれます。

4.含まれます。
カプノメータ表示値を標準ガスで校正することは、測定精度を確認・維持するための保守点検です。

5.正答。含まれません。
人工心肺装置の劣化した電源プラグの修理は、保守点検で発見された異常に対する修理・是正作業です。保守点検そのものとは区別します。

覚えるポイント

  • 保守点検には、清拭、点検、測定、校正、消耗品交換が含まれます。
  • 輸液ポンプでは流量精度の確認が重要です。
  • カプノメータでは標準ガスによる校正が重要です。
  • 劣化した電源プラグの修理は、保守点検ではなく修理作業として扱います。
  • 異常を発見した機器は、使用停止と修理後確認を徹底します。

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