37AM44|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
支燃性を有するガスはどれか。 a.空 気 b.一酸化二窒素(亜酸化窒素) c.二酸化炭素 d.ヘリウム e.窒 素
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、医療ガスの支燃性が問われています。
支燃性とは、ガス自体が燃える性質ではなく、燃焼を助ける性質です。
正しい小項目は、aとbです。
- a.空気:酸素を含むため支燃性があります。
- b.一酸化二窒素:支燃性があります。
解説
燃焼には、可燃物、酸素などの支燃性ガス、点火源が必要です。医療現場では、酸素や一酸化二窒素を使用するため、火災や熱傷のリスクを常に意識する必要があります。
空気には約21%の酸素が含まれているため、燃焼を助けます。そのため、空気は支燃性を有するガスとして扱います。
一酸化二窒素、いわゆる亜酸化窒素は麻酔に用いられるガスで、それ自体は可燃性ではありませんが、燃焼を助ける支燃性があります。酸素と同様に、火気や電気メス、レーザ、静電気などとの組合せに注意が必要です。
一方、二酸化炭素、ヘリウム、窒素は燃焼を助ける性質が乏しく、支燃性ガスとしては扱いません。二酸化炭素は消火にも利用されます。ヘリウムや窒素は不活性ガスとして扱われます。
安全管理上のポイント
医療ガスでは、可燃性と支燃性を混同しないことが重要です。酸素や一酸化二窒素は燃えるガスではありませんが、燃焼を強く助けます。
選択肢の確認
1.正しい。
選択肢1はa、bの組合せです。空気は酸素を含むため支燃性があり、一酸化二窒素も支燃性を有します。
2.誤り。
選択肢2はa、eの組合せです。aの空気は支燃性がありますが、eの窒素は支燃性ガスではありません。
3.誤り。
選択肢3はb、cの組合せです。bの一酸化二窒素は支燃性がありますが、cの二酸化炭素は支燃性ガスではありません。
4.誤り。
選択肢4はc、dの組合せです。二酸化炭素とヘリウムはいずれも支燃性ガスではありません。
5.誤り。
選択肢5はd、eの組合せです。ヘリウムと窒素はいずれも支燃性ガスではありません。
覚えるポイント
- 支燃性とは、燃焼を助ける性質です。
- 空気は酸素を含むため支燃性があります。
- 一酸化二窒素、亜酸化窒素は支燃性を有します。
- 二酸化炭素、ヘリウム、窒素は支燃性ガスとしては扱いません。
- 医療ガス管理では、酸素濃度、火気、電気メス、レーザ、静電気に注意します。