37PM40|第37回 臨床工学技士国家試験 過去問
JIS T 0601-1 における保護接地線抵抗の測定方法において規定されていないのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、JIS T 0601-1における保護接地線抵抗の測定方法が問われています。
保護接地線抵抗の測定では、試験電流、試験電圧、周波数、通電時間などが規定・管理されます。
一方、温度は、この測定方法で規定されている項目としては扱いません。
解説
保護接地線は、クラスI ME機器で重要な安全機能です。
機器内部の絶縁不良などで外装金属部に電圧が現れた場合でも、保護接地線が低抵抗で接地されていれば、危険な接触電圧を抑え、保護装置を確実に動作させやすくなります。
そのため、保護接地線抵抗が十分に低いことを確認する試験が行われます。
測定では、保護接地端子と保護接地された接触可能金属部の間に試験電流を流し、その電圧降下から抵抗を求めます。
この試験では、次のような条件が重要です。
- 電流値
- 電圧値
- 周波数
- 通電時間
これらは、実際に保護接地線として十分な導通性能があるかを確認するために必要です。
一方、温度はこの測定方法の規定項目としては問われません。したがって、選択肢1が正答です。
ME機器管理での注意点
保護接地線抵抗は、見た目だけでは判断できません。電源コード、接地ピン、内部接地接続、金属外装までの導通を定期点検で確認します。
選択肢の確認
1.正答。規定されていません。
温度は、JIS T 0601-1における保護接地線抵抗の測定方法で規定されている項目としては扱いません。
2.規定されます。
通電時間は、試験電流をどの程度流すかに関係する重要な条件です。
3.規定されます。
電圧値は、試験条件や安全な測定のために関係します。電圧降下から抵抗値を求めるためにも重要です。
4.規定されます。
電流値は、保護接地線抵抗測定の中心的な条件です。十分な試験電流を流して導通を確認します。
5.規定されます。
周波数は、交流試験条件に関係します。商用周波数帯での測定条件として整理します。
覚えるポイント
- 保護接地線抵抗は、クラスI ME機器の安全に重要です。
- 測定では、電流値、電圧値、周波数、通電時間が関係します。
- 温度は、この測定方法で規定されている項目としては扱いません。
- 保護接地の不良は、接触電圧上昇や感電リスクにつながります。
- 定期点検では、電源コードや接地接続の導通を確認します。