8PM80第8回 公認心理師国家試験 過去問

公認心理師の職責・倫理-06 多職種連携・チーム医療・リエゾン

チーム医療の理解において、B. W. Tuckman が示した、チームの5つの発展段階における「機能期」の特徴として、最も適切なものを1つ選べ。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、Tuckman のチーム発展段階における機能期の特徴が問われています。

キーワードは、「高いパフォーマンス」と「協働」です。

解説

B. W. Tuckman は、チームの発展過程を段階的に説明しました。一般に、次の5段階で整理されます。

  • 形成期
  • 混乱期
  • 統一期
  • 機能期
  • 散会期

機能期は、チームメンバーの役割や関係性が安定し、互いの強みを活かしながら協働できる段階です。チームは目標達成に向けて高いパフォーマンスを発揮します。

チーム医療では、医師、看護師、薬剤師、作業療法士、理学療法士、精神保健福祉士、公認心理師などが、それぞれの専門性を活かしながら、患者や家族を中心に連携します。機能期では、役割分担だけでなく、相互理解、情報共有、柔軟な協働が進みます。

多職種連携での注意点
チーム医療では、単に同じ場に集まるだけでは十分ではありません。役割を理解し、相互に信頼し、目標に向けて協働できる段階を目指します。

選択肢の確認

1.チームメンバー間に対立が生じ始める。
判定:適切とはいえない。
これは混乱期の特徴です。メンバー間で意見の違いや役割をめぐる葛藤が表面化しやすい段階です。

2.チームメンバーが役割を明確にし、協力し始める。
判定:適切とはいえない。
これは統一期の特徴です。チーム内のルールや役割が整理され、協力関係が形成され始めます。

3.メンバーが初めて集まり、チームとして互いに知り合う。
判定:適切とはいえない。
これは形成期の特徴です。メンバーが互いを知り、チームの目的や進め方を探る段階です。

4.メンバーの協働によってチームが高いパフォーマンスを発揮する。
判定:最も適切。
これは機能期の特徴です。役割や関係性が安定し、メンバーが協働して高い成果を出せる段階です。

5.チームが目標を達成し、メンバーは振り返り、成果を讃え、解散していく。
判定:適切とはいえない。
これは散会期の特徴です。プロジェクトや支援の区切りを迎え、成果を振り返り、チームが解散していく段階です。

覚えるポイント

  • Tuckman の5段階は、形成期、混乱期、統一期、機能期、散会期です。
  • 機能期は、チームが協働して高いパフォーマンスを発揮する段階です。
  • チーム医療では、役割分担、情報共有、相互尊重が重要です。

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