7PM114第7回 公認心理師国家試験 過去問

精神疾患とその治療-01 ASD・ADHD・LDなど神経発達症

自閉症児にみられる主要な特徴に該当しないものを 1 つ選べ。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、自閉症児にみられる主要な特徴が問われています。

「該当しないもの」を選ぶ問題なので、正答は自閉症児の主要な特徴としては該当しない選択肢です。

解説

自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害では、主に次のような特徴がみられます。

  • 社会的コミュニケーションや対人相互作用の困難
  • 限定的で反復的な行動、興味、活動
  • 感覚刺激への過敏さや鈍感さ
  • こだわりや柔軟性の困難
  • 実行機能の弱さや中枢性統合の弱さなどの認知特性

一方、学童期から生じる運動機能の退行は、自閉症児にみられる主要な特徴としては適切ではありません。運動機能の退行がみられる場合には、神経疾患、進行性疾患、てんかん性脳症など別の要因も検討する必要があります。

発達障害のポイント
自閉スペクトラム症では、コミュニケーション、限定的興味、感覚特性、認知特性を押さえます。発達の退行がある場合は、時期や内容を慎重に確認します。

選択肢の確認

1.実行機能の障害
判定:該当する。
自閉症児では、計画、切り替え、抑制、柔軟な対応などの実行機能に困難がみられることがあります。主要な関連特徴として理解できます。

2.限定的で固定された興味
判定:該当する。
限定的で固定された興味は、自閉スペクトラム症の特徴の一つです。特定の物事に強く没頭する、話題が限定されるなどの形で現れることがあります。

3.コミュニケーションの障害
判定:該当する。
社会的コミュニケーションの困難は、自閉スペクトラム症の中核的特徴です。相互的なやりとり、非言語的コミュニケーション、関係形成などに困難がみられます。

4.学童期から生じる運動機能の退行
判定:正答。該当しない。
学童期から運動機能が退行することは、自閉症児の主要な特徴ではありません。運動機能の退行がある場合には、別の神経学的疾患や医学的評価を検討する必要があります。

5.感覚刺激に対する過敏さや鈍感さ
判定:該当する。
音、光、触覚、匂い、痛みなどに対する過敏さや鈍感さは、自閉スペクトラム症でみられる特徴です。日常生活や学校生活への支援にも関わります。

覚えるポイント

  • 自閉スペクトラム症では、社会的コミュニケーションの困難限定的・反復的行動が重要です。
  • 感覚過敏・鈍麻や実行機能の困難も関連特徴として押さえます。
  • 学童期からの運動機能退行は、自閉症の主要特徴ではありません。

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