7AM1|第7回 公認心理師国家試験 過去問
個人情報取扱事業者が、個人データの第三者提供を行うために、あらかじめ本人の同意を得ることを表す用語として、最も適切なものを1つ選べ。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、個人情報保護における第三者提供の同意手続が問われています。
ポイントは、個人データを第三者に提供する前に、本人から事前に同意を得る方式を何と呼ぶかです。
解説
オプトインとは、あらかじめ本人の同意を得たうえで、個人データの利用や第三者提供を行う方式です。
個人情報取扱事業者が個人データを第三者に提供する場合、原則として本人の同意が必要です。このように、本人が同意した場合にのみ提供できる仕組みがオプトインです。
これに対して、本人が拒否しない限り提供できるようにする考え方は、一般にオプトアウトと呼ばれます。本問では「あらかじめ本人の同意を得る」とあるため、オプトインが最も適切です。
法規・倫理上のポイント
個人情報保護の問題では、本人同意、利用目的、第三者提供、安全管理、守秘義務を分けて整理します。公認心理師は、心理支援で得た情報を扱う際、個人情報保護と秘密保持の両方を意識する必要があります。
選択肢の確認
1.オプトイン
判定:最も適切。
本人が事前に同意した場合に、個人データの第三者提供などを行う方式を指します。「あらかじめ本人の同意を得る」という問題文に合致します。
2.プライバシー
判定:適切とはいえない。
プライバシーは、私生活上の情報や個人の私的領域に関する広い概念です。第三者提供の前に本人同意を得る手続そのものを表す用語ではありません。
3.エナクトメント
判定:適切とはいえない。
エナクトメントは、心理療法や家族療法などで、関係性や葛藤が面接場面で実演されるように現れることを指す文脈で用いられます。個人データの第三者提供における同意方式ではありません。
4.リフレクション
判定:適切とはいえない。
リフレクションは、振り返り、内省、または面接で相手の発言や感情を反映する関わりを指します。本人同意に基づく第三者提供の制度用語ではありません。
5.アカウンタビリティ
判定:適切とはいえない。
アカウンタビリティは、説明責任や結果に対する責任を意味します。個人情報の取扱いにおいて重要な概念ではありますが、あらかじめ本人の同意を得る方式そのものではありません。
覚えるポイント
- オプトインは、事前に本人の同意を得る方式です。
- オプトアウトは、本人が拒否しない限り一定の取扱いを認める方式として整理します。
- 公認心理師は、個人情報保護、秘密保持、説明と同意を関連づけて理解することが重要です。