R07B55|令和7年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術検査・処置介助診察・検査・処置の基本
褥瘡のリスク因子はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、褥瘡のリスク因子が問われています。
褥瘡は、持続的な圧迫により皮膚や皮下組織の血流が悪くなり、組織が障害される状態です。圧迫だけでなく、摩擦やずれも重要なリスク因子です。
解説
摩擦は、皮膚表面がシーツや衣類とこすれることで起こります。ずれは、体が下へ滑るときに皮膚と深部組織がずれることで生じます。これらは皮膚や皮下組織を傷つけ、褥瘡の発生を助長します。
活動性が低下している患者は、自分で体位を変えにくいため褥瘡リスクが高くなります。活動性の増加は、むしろリスクを下げる方向に働きます。
低栄養や低アルブミン血症は褥瘡のリスクです。血清アルブミン値の増加はリスク因子としては適切ではありません。高血圧そのものより、低栄養、湿潤、感覚障害、浮腫、循環不全、摩擦・ずれが重要です。
准看護師としての観察ポイント
仙骨部、踵部、肘、肩甲骨部、大転子部など骨突出部を観察します。発赤、びらん、水疱、湿潤、疼痛、皮膚温の変化があれば早めに報告します。
選択肢の確認
1.活動性の増加
誤り。
活動性が増加すると体位変換や除圧がしやすくなり、褥瘡予防につながります。褥瘡リスクとなるのは活動性の低下です。
2.血清アルブミン値の増加
誤り。
褥瘡リスクとなるのは、低栄養や血清アルブミン値の低下です。血清アルブミン値の増加はリスク因子として適切ではありません。
3.摩擦・ずれ
適切である。
摩擦・ずれは皮膚や皮下組織を損傷し、褥瘡の発生を助長します。褥瘡の重要なリスク因子です。
4.高血圧
誤り。
高血圧そのものは褥瘡の代表的なリスク因子ではありません。褥瘡では、圧迫、摩擦・ずれ、湿潤、低栄養、感覚障害、活動性低下が重要です。
覚えるポイント
- 褥瘡の主な原因は持続的な圧迫である。
- 摩擦・ずれは褥瘡の重要なリスク因子である。
- 活動性低下、湿潤、低栄養、感覚障害もリスクになる。
- 骨突出部を中心に皮膚を観察する。
- 体位変換、除圧、スキンケア、栄養管理が褥瘡予防に重要である。