R07B56|令和7年度 准看護師試験 過去問
腰椎穿刺について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、腰椎穿刺時の体位と検査前後の看護が問われています。
腰椎穿刺は、腰椎のくも膜下腔に針を刺入し、髄液採取や髄液圧測定などを行う検査です。安全に穿刺できるよう、背中を丸めて椎間を広げる体位をとることが重要です。
解説
腰椎穿刺では、側臥位で両膝を胸に近づけ、両手で膝を抱え込むようにして背中を丸めます。この姿勢により腰椎間が広がり、穿刺しやすくなります。
検査前日から一律に禁飲食にする必要はありません。ただし、検査内容や鎮静の有無、医師の指示によって飲食制限がある場合は、その指示に従います。
穿刺後は、頭痛、嘔気、めまい、穿刺部痛、出血、髄液漏、下肢のしびれなどを観察します。安静時間や体位は施設の手順や医師の指示に従いますが、頭部を挙上すると髄液漏による頭痛が悪化しやすいため、通常は安静臥床で観察します。
准看護師としての観察ポイント
検査後は、頭痛、嘔吐、意識状態、穿刺部からの出血や髄液漏、下肢のしびれ、発熱を観察します。強い頭痛、意識変化、下肢症状があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.前日から禁飲食とする。
誤り。
腰椎穿刺では、前日から一律に禁飲食とする必要はありません。鎮静や麻酔の有無、検査目的、医師の指示に応じて飲食制限を確認します。
2.両手で膝を抱え込むような体位をとる。
適切である。
腰椎穿刺では、側臥位で背中を丸め、両膝を胸に近づけるような体位をとります。椎間が広がり、穿刺しやすくなるため適切です。
3.穿刺後は12時間の安静を必要とする。
誤り。
穿刺後は安静が必要ですが、12時間と一律に決めるものではありません。安静時間は検査内容、患者の状態、施設の手順、医師の指示に従います。
4.穿刺後は頭部を30度挙上しておく。
誤り。
穿刺後に頭部を挙上すると、髄液漏による頭痛が起こりやすくなることがあります。通常は安静臥床で観察し、体位は指示に従います。
覚えるポイント
- 腰椎穿刺では、背中を丸めて椎間を広げる体位をとる。
- 側臥位で両膝を抱え込む姿勢が基本である。
- 検査後は頭痛、嘔気、穿刺部出血、髄液漏を観察する。
- 安静時間や体位は医師の指示と施設手順に従う。
- 強い頭痛、意識変化、下肢のしびれは報告が必要である。