R07A8|令和7年度 准看護師試験 過去問
膵臓から分泌されるホルモンについて、正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、膵臓の内分泌機能と、血糖を調節するホルモンが問われています。
膵臓のランゲルハンス島では、血糖値を下げるインスリンと、血糖値を上げるグルカゴンが分泌されます。細胞名とホルモン名を正確に組み合わせて覚えることが大切です。
解説
膵臓には、消化酵素を分泌する外分泌機能と、ホルモンを分泌する内分泌機能があります。
ランゲルハンス島のβ細胞からは、インスリンが分泌されます。インスリンは、血液中のグルコースを細胞内へ取り込みやすくし、血糖値を下げます。
ランゲルハンス島のα細胞からは、グルカゴンが分泌されます。グルカゴンは低血糖時に肝臓でグリコーゲンを分解したり、糖新生を促進したりして、血糖値を上げます。
血糖を下げる代表的なホルモンはインスリンです。一方、血糖を上げるホルモンには、グルカゴン、アドレナリン、コルチゾール、成長ホルモンなどがあります。
ひっかけポイント
インスリンはβ細胞、グルカゴンはα細胞です。αとβを逆に覚えないように注意します。
准看護師としての観察ポイント
糖尿病患者やインスリン使用中の患者では、冷汗、手指振戦、動悸、強い空腹感、意識低下などの低血糖症状に注意します。異常があれば速やかに報告し、指示された対応につなげます。
選択肢の確認
1.インスリンはランゲルハンス島α細胞から分泌される。
誤り。
インスリンはα細胞ではなく、ランゲルハンス島β細胞から分泌されます。インスリンは血糖値を下げるホルモンです。
2.グルカゴンはランゲルハンス島β細胞から分泌される。
誤り。
グルカゴンはβ細胞ではなく、ランゲルハンス島α細胞から分泌されます。グルカゴンは血糖値を上げる働きがあります。
3.インスリンは血糖値を下げる数種類のホルモンの1つである。
誤り。
血糖値を下げる代表的なホルモンはインスリンです。血糖値を上げるホルモンは複数ありますが、インスリンを「血糖値を下げる数種類のホルモンの1つ」とする表現は適切ではありません。
4.グルカゴンは低血糖時にグルコースを生成する。
正しい。
グルカゴンは低血糖時に肝臓でのグリコーゲン分解や糖新生を促進し、グルコースを増やして血糖値を上げます。
覚えるポイント
- インスリンはランゲルハンス島β細胞から分泌される。
- グルカゴンはランゲルハンス島α細胞から分泌される。
- インスリンは血糖値を下げる。
- グルカゴンは血糖値を上げる。
- 低血糖では冷汗、振戦、動悸、意識低下に注意する。