R05A5|令和5年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き消化器・肝胆膵肝臓・胆嚢・膵臓・胆汁
胆汁について、正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、胆汁の産生部位、排出経路、働きが問われています。
胆汁は肝臓・胆嚢・胆管・十二指腸をつなげて理解すると覚えやすくなります。
解説
胆汁は肝臓でつくられ、胆嚢で濃縮・貯蔵されます。食事、とくに脂肪を含む食事が入ると、胆嚢が収縮し、胆汁は胆管を通って十二指腸へ排出されます。
胆汁は、総胆管を通り、膵管と合流して大十二指腸乳頭から十二指腸内へ出ます。
胆汁そのものは消化酵素ではありませんが、脂肪を乳化して脂肪の消化・吸収を助けます。たんぱく質の消化は、胃液のペプシンや膵液中のたんぱく分解酵素が関係します。
准看護師としての観察ポイント
胆道系の異常では、黄疸、皮膚のかゆみ、右上腹部痛、発熱、白色便、褐色尿などに注意します。異常があれば速やかに報告します。
選択肢の確認
1.胆嚢でつくられる。
誤り。
胆汁は肝臓でつくられます。胆嚢は胆汁を貯蔵し、濃縮する場所です。
2.大十二指腸乳頭から排出される。
正しい。
胆汁は胆管を通り、大十二指腸乳頭から十二指腸へ排出されます。
3.たんぱく質の消化を助ける。
誤り。
胆汁は主に脂肪の消化・吸収を助けます。たんぱく質の消化には胃液や膵液の酵素が関係します。
4.大腸で再吸収される。
誤り。
胆汁酸は主に回腸末端で再吸収され、肝臓へ戻ります。大腸で主に再吸収されるわけではありません。
覚えるポイント
- 胆汁は肝臓でつくられる。
- 胆嚢は胆汁を貯蔵・濃縮する。
- 胆汁は大十二指腸乳頭から十二指腸に排出される。
- 胆汁は脂肪の消化・吸収を助ける。