R07B6|令和7年度 准看護師試験 過去問
人体のしくみと働き消化器・肝胆膵肝臓・胆嚢・膵臓・胆汁
肝臓の機能について、正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、肝臓の機能が問われています。
肝臓は、代謝、解毒、胆汁産生、血漿たんぱく質合成、凝固因子産生など、多くの働きをもつ重要な臓器です。
解説
肝臓は糖代謝に深く関わります。食後に血糖が高くなると、ブドウ糖をグリコーゲンとして貯蔵し、空腹時にはグリコーゲンを分解して血糖を維持します。
胆汁は肝臓で作られますが、貯蔵・濃縮するのは胆嚢です。脂肪の吸収は主に小腸で行われ、胆汁は脂肪の消化・吸収を助けます。
血漿たんぱく質であるアルブミンなどは、主に肝臓で合成されます。血漿たんぱく質を分解することが肝臓の代表機能ではありません。
准看護師としての観察ポイント
肝機能障害では、黄疸、皮膚掻痒感、尿の濃染、灰白色便、倦怠感、出血傾向、浮腫、腹水、意識状態の変化を観察します。
選択肢の確認
1.胆汁の貯蔵
誤り。
胆汁は肝臓で産生されますが、貯蔵・濃縮するのは胆嚢です。肝臓の機能としては胆汁産生を覚えます。
2.脂肪の吸収
誤り。
脂肪の吸収は主に小腸で行われます。肝臓がつくる胆汁は脂肪の消化・吸収を助けますが、吸収そのものを行う場所ではありません。
3.糖代謝
正しい。
肝臓は、グリコーゲンの合成・分解などを通して血糖を調整します。糖代謝は肝臓の重要な機能です。
4.血漿たんぱく質の分解
誤り。
肝臓はアルブミンなどの血漿たんぱく質を合成します。血漿たんぱく質の分解が代表的機能ではありません。
覚えるポイント
- 肝臓は糖代謝に関係する。
- 肝臓は胆汁を産生するが、胆汁を貯蔵するのは胆嚢である。
- 脂肪の吸収は主に小腸で行われる。
- 肝臓はアルブミンなど血漿たんぱく質を合成する。
- 肝機能障害では、黄疸、出血傾向、浮腫、意識障害に注意する。