R07A68令和7年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術終末期・死後のケア成人期・終末期の基礎

回復期・リハビリテーション期にある患者の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、回復期・リハビリテーション期の看護が問われています。

回復期・リハビリテーション期では、患者が残された機能を活かしながら、生活の再構築を目指します。退院後の生活を見据えて、社会資源の活用も重要になります。

解説

回復期・リハビリテーション期の看護では、患者の自立を支えることが大切です。できる動作まで看護者が全面的に行うと、回復の機会を奪い、廃用症候群や自信低下につながることがあります。

患者は身体機能の回復途中にあり、できないことへの焦り、再発への不安、退院後の生活への心配を抱えることがあります。そのため、心理的に常に安定しているとは限りません。

退院後の生活に向けて、介護保険サービス、訪問看護、訪問リハビリテーション、福祉用具、住宅改修、地域の相談窓口など、必要な社会資源を説明し、多職種と連携します。

准看護師としての観察ポイント
ADL、移動能力、転倒リスク、疲労、痛み、意欲、家族の介護力、退院後の住環境を観察します。リハビリ職や看護師と情報共有し、安全に活動を広げられるよう支援します。

選択肢の確認

1.家族への説明は必要ない。
誤り。
退院後の生活では、家族の理解と協力が重要になることがあります。介助方法、転倒予防、服薬、生活上の注意点などを家族にも説明する必要があります。

2.心理的には安定している。
誤り。
回復期であっても、患者は障害の受容、退院後の生活、再発への不安、リハビリの負担などにより心理的に不安定になることがあります。安定していると決めつけてはいけません。

3.日常生活の援助は全面的に行う。
誤り。
回復期・リハビリテーション期では、患者ができることは自分で行えるように支援します。全面的な援助は自立を妨げることがあるため、必要な部分を見極めた援助が大切です。

4.社会資源の活用について説明する。
適切である。
退院後の生活を支えるため、介護保険サービス、訪問看護、福祉用具、住宅改修、相談窓口などの社会資源について説明することは適切です。

覚えるポイント

  • 回復期・リハビリテーション期は、生活の再構築を目指す時期である。
  • 患者の自立を支えるため、できることは本人が行えるよう援助する。
  • 心理的に不安定になることもあるため、気持ちを受け止める。
  • 家族への説明や介護指導も重要である。
  • 退院後を見据えて社会資源の活用を説明する。

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