R05B67|令和5年度 准看護師試験 過去問
回復期・リハビリテーション期の患者の看護について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、回復期・リハビリテーション期の退院支援と社会資源の活用が問われています。
回復期では、身体機能の回復だけでなく、生活再建、心理的支援、社会資源の利用が重要です。
解説
回復期・リハビリテーション期の患者は、退院後の生活や社会復帰に向けて準備を進めます。必要に応じて、介護保険サービス、身体障害者手帳、福祉用具、訪問看護、通所リハビリテーション、住宅改修、相談支援などの社会資源を紹介することが適切です。
リハビリテーションを行えば障害を容易に受容できるわけではありません。患者は、以前できていたことができない悔しさ、不安、焦り、喪失感を抱くことがあります。
回復期は自尊感情が低下することがあります。できないことが目立つと、自信を失いやすくなります。
小さな変化を認めたり喜んだりすることは、回復の妨げではありません。むしろ意欲や自己効力感を高める支援になります。
准看護師としての関わり
「昨日より少し長く歩けましたね」など、患者の努力や変化を具体的に伝えます。患者の不安を受け止め、リハビリ職や退院支援担当者と連携します。
選択肢の確認
1.リハビリテーションを行えば障害は容易に受容できる。
誤り。
リハビリテーションを行っても、障害の受容には時間がかかることがあります。心理的支援が必要です。
2.自尊感情が低下する時期ではない。
誤り。
回復期では、できないことに直面し、自尊感情が低下することがあります。
3.小さな変化を認めたり喜んだりすることは今後の回復の妨げになる。
誤り。
小さな変化を認めることは、患者の意欲や自己効力感を高め、回復を支える援助になります。
4.社会資源を紹介する。
適切である。
退院後の生活を支えるため、必要に応じて社会資源を紹介し、多職種と連携します。
覚えるポイント
- 回復期では生活再建を支える。
- 障害の受容には時間がかかることがある。
- 小さな変化を認めることは意欲につながる。
- 社会資源の紹介は回復期看護で重要である。
- リハビリ職、医療ソーシャルワーカー、介護職と連携する。