R07A101|令和7年度 准看護師試験 過去問
皮膚疾患患者のスキンケアについて、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、皮膚疾患患者のスキンケアが問われています。
皮膚疾患では、皮膚のバリア機能を守ることが重要です。洗いすぎ、こすりすぎ、熱い湯、乾燥、紫外線、刺激の強い製品は症状を悪化させることがあります。
解説
入浴後は皮膚の水分が蒸発しやすく、乾燥しやすい状態です。そのため、皮膚がしっとりしている間に保湿剤を塗ることで、水分を保ち、皮膚のバリア機能を守りやすくなります。
洗浄時は、ぬるめの湯を使い、刺激の少ない洗浄剤をよく泡立ててやさしく洗います。45 ℃以上の熱い湯は皮脂を奪い、かゆみや乾燥を悪化させるため避けます。
サンスクリーン剤は、汗や摩擦で落ちるため、屋外活動ではこまめに塗り直します。洗髪後は自然乾燥ではなく、頭皮が湿ったままにならないよう、刺激を避けながら乾かすことが大切です。
患者への説明
「入浴後は皮膚が乾く前に保湿剤を塗ると、乾燥を防ぎやすくなります。こすらず、やさしく洗いましょう」と具体的に説明します。
選択肢の確認
1.皮膚の洗浄は45 ℃以上の湯を使用する。
誤り。
45 ℃以上の熱い湯は、皮膚の皮脂を奪い、乾燥やかゆみを悪化させることがあります。皮膚疾患患者では、ぬるめの湯でやさしく洗うことが大切です。
2.入浴後は皮膚がしっとりしている間に保湿剤を塗る。
適切である。
入浴後は皮膚の水分が蒸発しやすいため、皮膚がしっとりしている間に保湿剤を塗ることで乾燥を防ぎやすくなります。皮膚のバリア機能を保つために適切です。
3.サンスクリーン剤は5~6時間ごとに塗り直す。
誤り。
サンスクリーン剤は汗、皮脂、摩擦で落ちるため、屋外活動や発汗時にはもっとこまめに塗り直す必要があります。5~6時間ごとと固定して説明するのは適切ではありません。
4.洗髪後は自然乾燥させる。
誤り。
洗髪後に頭皮や髪が湿ったままだと、冷えや不快感、皮膚トラブルにつながることがあります。強い熱風を避け、タオルで水分を取り、必要に応じてドライヤーでやさしく乾かします。
覚えるポイント
- 皮膚疾患のスキンケアでは、清潔、保湿、刺激回避が基本である。
- 洗浄は熱い湯を避け、ぬるめの湯でやさしく行う。
- 入浴後は、皮膚がしっとりしている間に保湿剤を塗る。
- サンスクリーン剤は汗や摩擦で落ちるため、こまめに塗り直す。
- かゆみ、発赤、びらん、浸出液、感染徴候があれば報告する。