R06B138|令和6年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進呼吸器疾患気管支喘息
学童期にある小児の気管支喘息発作時の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
気管支喘息発作では、気道が狭くなり、特に息を吐くときに苦しくなります。
そのため、呼気時の喘鳴を観察することが重要です。
解説
気管支喘息は、気道の炎症と気道収縮によって、咳、喘鳴、呼吸困難を起こす疾患です。
発作時は、気道が狭くなって空気が通りにくくなります。特に呼気時に「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴が聞かれやすくなります。
観察では、喘鳴だけでなく、呼吸数、SpO2、陥没呼吸、肩呼吸、チアノーゼ、会話のしやすさ、表情、不安、意識状態を確認します。喘鳴が急に聞こえなくなった場合も、改善ではなく気道がさらに狭くなった危険な状態のことがあります。
発作時は仰臥位では苦しくなりやすいため、上体を起こします。発作中に詳しく話させると呼吸の負担になるため、短い声かけで安心させます。
小児看護のポイント
学童期の子どもには、短く具体的に説明します。「今は息を楽にすることを優先しようね」と声をかけ、保護者にも吸入や受診の目安を確認します。
選択肢の確認
1.仰臥位を促す。
誤り。
仰臥位では胸郭が広がりにくく、呼吸困難が強くなることがあります。上体を起こした体位が適しています。
2.呼気時の喘鳴を観察する。
適切である。
喘息発作では呼気時に喘鳴が聞かれやすく、呼吸状態の重要な観察項目です。
3.発作がおさまってから吸入を行う。
誤り。
発作時こそ、指示された気管支拡張薬などの吸入が必要です。発作後まで待つのは不適切です。
4.自分の症状を詳しく話してもらう。
誤り。
発作中に詳しく話させると呼吸の負担になります。観察と短い確認を優先します。
覚えるポイント
- 喘息発作では呼気時喘鳴を観察します。
- 上体を起こして呼吸しやすくします。
- 発作時は指示に基づき吸入を行います。
- SpO2、陥没呼吸、チアノーゼ、会話困難は重要です。
- 喘鳴が消えても重症化の可能性があるため油断しません。