R06A142令和6年度 准看護師試験 過去問

精神看護精神疾患の理解統合失調症の陽性症状

妄想がみられない精神疾患はどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、妄想がみられやすい疾患と強迫性障害の違いが問われています。

強迫性障害では、妄想ではなく、強迫観念と強迫行為が中心になります。

解説

妄想は、現実と合わない内容を強く確信し、訂正が難しい思考の障害です。

統合失調症では被害妄想や関係妄想がみられることがあります。うつ病でも重症例では罪業妄想、貧困妄想、心気妄想などがみられることがあります。認知症でも、物盗られ妄想などがみられることがあります。

一方、強迫性障害では、「鍵を閉め忘れたのではないか」「汚れているのではないか」などの強迫観念があり、それを打ち消すために確認や洗浄などの強迫行為を繰り返します。本人は不合理だと感じて苦痛を抱くことが多く、妄想とは区別します。

精神看護のポイント
強迫行為を頭ごなしに止めさせると不安が強くなることがあります。患者の苦痛を理解し、安全を守りながら治療方針に沿って関わります。

選択肢の確認

1.統合失調症
誤り。
統合失調症では妄想がみられることがあります。被害妄想、関係妄想、注察妄想などが代表です。

2.うつ病
誤り。
うつ病でも重症になると妄想がみられることがあります。罪業妄想や貧困妄想などが知られています。

3.認知症
誤り。
認知症では物盗られ妄想などがみられることがあります。記憶障害や不安が背景になることがあります。

4.強迫性障害
正しい。
強迫性障害では、強迫観念と強迫行為が中心で、妄想が主症状ではありません。

覚えるポイント

  • 強迫性障害は強迫観念と強迫行為が中心です。
  • 統合失調症では妄想がみられます。
  • うつ病や認知症でも妄想がみられることがあります。
  • 妄想と強迫観念を区別します。

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