R06B142|令和6年度 准看護師試験 過去問
精神看護精神疾患の理解統合失調症の陽性症状
知覚の障害はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
知覚の障害とは、外界からの刺激の受け取り方に異常がある状態です。
代表は幻覚です。
解説
知覚とは、音、光、におい、触覚などの刺激を感じ取る働きです。
幻覚は、実際には刺激がないのに、何かが聞こえる、見える、感じるなどの体験が生じる状態です。幻聴、幻視、幻嗅、幻味、体感幻覚などがあります。
精神科で特に重要なのは幻聴です。統合失調症などで「誰かの声が聞こえる」「命令される」と訴えることがあります。
被害妄想は、現実とは異なる内容を強く信じる思考内容の障害です。強迫観念は、自分でも不合理だと分かっている考えが繰り返し浮かぶ状態です。せん妄は、急性の意識障害です。
精神看護のポイント
幻覚を訴える患者には、「そんな声は聞こえません」と強く否定するだけでは不安が増すことがあります。体験の事実性を肯定せず、不安や恐怖を受け止め、安全を確認します。
選択肢の確認
1.幻覚
正しい。
幻覚は知覚の障害です。実際には刺激がないのに、聞こえる、見える、感じるなどの体験が生じます。
2.強迫観念
誤り。
強迫観念は思考の障害です。知覚の障害ではありません。
3.被害妄想
誤り。
被害妄想は思考内容の障害です。知覚の障害ではありません。
4.せん妄
誤り。
せん妄は急性の意識障害です。注意力や見当識が変動します。
覚えるポイント
- 知覚の障害は幻覚です。
- 幻覚には幻聴、幻視、幻嗅、幻味などがあります。
- 妄想は思考内容の障害です。
- 強迫観念は思考の障害です。
- せん妄は意識障害です。