R05A90令和5年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進消化器・肝胆膵疾患消化管内視鏡検査

下部消化管内視鏡検査を受ける患者の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、下部消化管内視鏡検査の前処置と看護が問われています。

下部消化管内視鏡検査では、腸管内をきれいにしておくことが、観察の精度と安全につながります。

解説

下部消化管内視鏡検査では、大腸の粘膜を観察します。便が残っていると病変が見えにくくなるため、検査前に下剤や腸管洗浄液を用いて腸管内をきれいにします。

腸管内洗浄が不十分な場合は、医師の指示や施設の手順に従って浣腸を行うことがあります。

検査前日から禁飲食にするとは限りません。一般に前日は検査食や消化のよい食事をとり、検査当日は指示に従って絶食や水分摂取の制限を行います。

検査時の体位は、通常、左側臥位で開始されることが多いです。右側臥位を基本とする説明は適切ではありません。

検査後の食事開始は、検査内容、鎮静薬の使用、ポリープ切除や生検の有無、腹痛や出血の有無によって異なります。必ず24時間後から食事可能と説明するのは適切ではありません。

准看護師としての観察ポイント
検査前は下剤内服状況、排便状況、脱水、腹痛、気分不快を観察します。検査後は腹痛、腹部膨満、下血、めまい、ふらつき、バイタルサインを確認します。

選択肢の確認

1.検査前日から禁飲食とする。
誤り。
検査前日から完全に禁飲食とするとは限りません。検査食や下剤など、施設の指示に従います。

2.腸管内洗浄が不十分な場合は浣腸を行う。
適切である。
腸管内に便が残っていると観察しにくいため、洗浄が不十分な場合は指示により浣腸を行うことがあります。

3.体位は右側臥位とする。
誤り。
下部消化管内視鏡検査は、通常、左側臥位で開始されることが多いです。右側臥位が基本ではありません。

4.検査終了後 24 時間経てば食事摂取が可能であることを説明する。
誤り。
食事再開の時期は検査内容や処置の有無、鎮静薬使用の有無によって異なります。必ず24時間後と説明するのは適切ではありません。

覚えるポイント

  • 下部消化管内視鏡検査では腸管内洗浄が重要である。
  • 洗浄不十分な場合は指示により浣腸を行うことがある。
  • 検査は左側臥位で開始されることが多い。
  • 検査後は腹痛、腹部膨満、下血を観察する。
  • 食事再開は検査内容と医師の指示に従う。

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