R05A123|令和5年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術排泄援助浣腸・摘便・便秘ケア
高齢者の便秘に対する援助について、適切なのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、高齢者の便秘予防と生活援助が問われています。
高齢者の便秘は、活動量低下、水分摂取不足、食物繊維不足、薬剤、排便習慣の変化などで起こりやすくなります。
解説
便秘予防には、規則的な生活、適度な運動、十分な水分摂取、食物繊維を含む食事、排便習慣の確立が大切です。散歩などの軽い運動は、腸蠕動を促し、排便を助けるため、散歩を生活に取り入れることは適切です。
水分摂取を控えると便が硬くなり、便秘を悪化させます。心不全や腎不全などで水分制限がある場合は医師の指示に従いますが、一般的な便秘予防では水分摂取を促します。
腹部マッサージは、腸の走行に沿って時計回りに行うのが基本です。反時計回りではありません。
低残渣食は便の量を減らす食事であり、便秘予防としてすすめるものではありません。便秘では、状態に応じて食物繊維を含む食品を取り入れます。
准看護師としての観察ポイント
排便回数、便の性状、腹部膨満、腹痛、食事量、水分摂取量、活動量、下剤使用状況を観察します。強い腹痛、嘔吐、便秘の急な悪化があれば報告します。
選択肢の確認
1.散歩を生活に取り入れる。
適切である。
散歩などの適度な運動は腸蠕動を促し、便秘予防に役立ちます。
2.水分摂取は控える。
誤り。
水分摂取不足は便を硬くし、便秘を悪化させます。制限がなければ水分摂取を促します。
3.腹部を反時計回りにマッサージをする。
誤り。
腹部マッサージは腸の走行に沿って時計回りに行うのが基本です。
4.低残渣食をすすめる。
誤り。
低残渣食は便の量を減らす食事であり、便秘予防としては適切ではありません。食物繊維を含む食事を状態に応じて考えます。
覚えるポイント
- 便秘予防には適度な運動が有効である。
- 水分不足は便秘を悪化させる。
- 腹部マッサージは時計回りに行う。
- 便秘では排便習慣、食事、水分、活動量を整える。
- 腹痛、嘔吐、腹部膨満の悪化は報告する。