R05A80|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進感染症・免疫呼吸器感染症
マイコプラズマ肺炎について、正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、マイコプラズマ肺炎の感染経路と特徴が問われています。
マイコプラズマ肺炎は、若年者に多く、乾いた咳が続きやすい市中肺炎として覚えます。
解説
マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマ・ニューモニエによって起こる肺炎です。感染経路は主に飛沫感染です。咳や会話で飛び散る飛沫を吸い込むことで感染します。
小児、若年者、集団生活をする人に多くみられる傾向があります。高齢者にも起こることはありますが、60歳以上の高齢者に多いという説明は適切ではありません。
市中感染としてみられる肺炎です。病院内だけで起こるものではありません。
マイコプラズマは細胞壁をもたないため、細胞壁合成を阻害するペニシリン系薬は有効ではありません。治療薬は医師が判断しますが、マクロライド系薬などが用いられることがあります。
感染予防のポイント
咳エチケット、マスク、手指衛生、換気が大切です。発熱、咳、呼吸困難、SpO2低下、食欲低下を観察し、悪化時は報告します。
選択肢の確認
1.60 歳以上の高齢者に多い。
誤り。
マイコプラズマ肺炎は小児や若年者に多い傾向があります。60歳以上の高齢者に多いとはいえません。
2.飛沫感染する。
正しい。
マイコプラズマ肺炎は、咳や会話で生じる飛沫を介して感染します。
3.市中感染はしない。
誤り。
マイコプラズマ肺炎は市中肺炎としてみられます。市中感染しないわけではありません。
4.ペニシリン系薬が有効である。
誤り。
マイコプラズマは細胞壁をもたないため、細胞壁に作用するペニシリン系薬は有効ではありません。
覚えるポイント
- マイコプラズマ肺炎は飛沫感染する。
- 小児や若年者に多い傾向がある。
- 市中肺炎としてみられる。
- マイコプラズマは細胞壁をもたない。
- 咳エチケットと手指衛生が重要である。