R05A79|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進呼吸器疾患COPD・慢性呼吸不全
慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、COPD患者の呼吸困難の評価と看護が問われています。
COPDでは、禁煙、呼吸リハビリテーション、排痰、呼吸困難の程度の評価が重要です。
解説
慢性閉塞性肺疾患、COPDは、主に喫煙などが原因となり、気道の慢性的な炎症や肺胞の破壊によって、息を吐き出しにくくなる疾患です。息切れ、咳、痰、労作時呼吸困難がみられます。
呼吸困難の程度を評価する方法の一つに、修正MRC息切れスケールがあります。日常生活のどの程度の活動で息切れが起こるかを評価し、看護やリハビリテーションの計画に役立てます。
COPDでは禁煙指導が非常に重要です。また、痰を出しやすくするために、状態に応じて水分摂取を促すことがあります。呼吸リハビリテーションは、呼吸法、運動療法、生活指導を含み、症状の軽減や活動性の維持に有効です。
患者への説明
「息切れを完全になくすことだけでなく、息切れと付き合いながら生活しやすくすることが大切です」と説明し、口すぼめ呼吸、休息の取り方、禁煙を支援します。
選択肢の確認
1.禁煙指導の必要性はない。
誤り。
COPDでは喫煙が重要な原因となるため、禁煙指導は非常に重要です。
2.水分摂取を控えるよう説明する。
誤り。
痰が粘くなると排痰しにくくなります。心不全などで制限がない場合は、状態に応じて水分摂取を促すことがあります。
3.呼吸困難の程度を表すのに「修正 MRC(息切れ)スケール」を活用する。
適切である。
修正MRC息切れスケールは、COPD患者の呼吸困難の程度を評価するために活用されます。
4.呼吸リハビリテーションは効果的ではない。
誤り。
呼吸リハビリテーションは、呼吸困難の軽減、活動性の維持、生活の質の向上に役立ちます。
覚えるポイント
- COPDでは禁煙指導が重要である。
- 修正MRC息切れスケールは呼吸困難の評価に使う。
- 呼吸リハビリテーションはCOPD看護で有効である。
- 排痰しやすいように水分、呼吸法、体位を考える。
- 呼吸困難、SpO2、痰の性状、活動耐性を観察する。