R05B79|令和5年度 准看護師試験 過去問
肺結核の患者の看護について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、肺結核の治療継続と直接服薬確認、DOTSが問われています。
結核では、服薬中断による再燃や薬剤耐性化を防ぐため、確実な服薬支援が重要です。
解説
肺結核の治療では、複数の抗結核薬を一定期間継続します。服薬を途中で中断すると、症状が再燃したり、薬剤耐性結核の原因になったりすることがあります。
そのため、直接服薬確認が重要です。直接服薬確認は、患者が薬を確実に内服できるよう、医療者や支援者が服薬を確認し、継続を支援する方法です。DOTSとしても知られています。
IGRAは、結核感染の診断補助に用いられる検査で、感染がある場合に陽性となることがあります。肺結核では必ず陰性になるわけではありません。
抗結核薬の服用期間は1か月では不十分です。医師の指示に従い、長期間継続します。
感染性のある肺結核患者に接するとき、医療者はN95マスクなど適切な呼吸用防護具を使用します。サージカルマスクは主に患者側が咳エチケットとして着用します。
感染予防のポイント
肺結核では空気感染予防策を実施します。陰圧個室、N95マスク、換気、患者の移動制限、咳エチケットを確認します。
選択肢の確認
1.インターフェロン γ 遊離試験(IGRA)は陰性となる。
誤り。
IGRAは結核感染がある場合に陽性となることがあります。肺結核で必ず陰性になるわけではありません。
2.抗結核薬の服用期間は 1 か月であると説明する。
誤り。
抗結核薬は一定期間の継続が必要です。1か月で中止すると再燃や薬剤耐性化の危険があります。
3.抗結核薬は直接服薬確認が必要である。
適切である。
抗結核薬の確実な継続のため、直接服薬確認、DOTSが重要です。
4.感染性のある患者に接するときはサージカルマスクを着用する。
誤り。
感染性のある肺結核患者に接する医療者は、N95マスクなどを使用します。サージカルマスクは主に患者が周囲へ飛散させないために用います。
覚えるポイント
- 肺結核では直接服薬確認が重要である。
- 抗結核薬は自己判断で中止しない。
- 服薬中断は薬剤耐性化の原因になる。
- 肺結核では空気感染予防策を行う。
- 医療者はN95マスク、患者はサージカルマスクを使い分ける。