R07A137|令和7年度 准看護師試験 過去問
白血病患児の化学療法の副作用とその看護の組合せで、適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、白血病患児の化学療法の副作用と看護が問われています。
化学療法では、白血球減少、貧血、血小板減少、悪心・嘔吐、口内炎、脱毛などが起こることがあります。副作用に応じた予防的看護が重要です。
解説
白血球が減少すると感染しやすくなります。口腔内は細菌が多く、口内炎や感染の入り口になりやすいため、口腔ケアは重要です。やわらかい歯ブラシやうがいを用い、粘膜を傷つけないように清潔を保ちます。
貧血では、酸素運搬能が低下するため、安静、活動量調整、息切れや動悸の観察が重要です。採血時の十分な止血が特に重要なのは血小板減少の場合です。
嘔吐がある場合は、一律に禁食にするのではなく、医師の指示や状態に合わせて、少量ずつ食べる、においの強い食事を避ける、制吐薬の使用状況を確認するなどの支援を行います。脱毛は外見の変化による心理的負担に配慮しますが、面会禁止とは直結しません。
感染予防のポイント
白血球減少時は、手洗い、口腔ケア、皮膚の清潔、発熱の観察、面会者の体調確認が重要です。発熱、咳、口内炎悪化、肛門周囲痛があれば報告します。
選択肢の確認
1.白血球減少 口腔ケア
適切である。
白血球減少時は感染しやすくなります。口腔内を清潔に保つことで、口内炎や感染の予防につながるため、この組合せは適切です。
2.貧血 採血時の十分な止血
誤り。
貧血では安静、活動量調整、息切れや動悸の観察が重要です。採血時の十分な止血が特に重要なのは、血小板減少による出血傾向がある場合です。
3.嘔吐 禁食
誤り。
嘔吐があるからといって一律に禁食にするわけではありません。状態に応じて少量頻回、食事内容の工夫、制吐薬の確認などを行います。
4.脱毛 面会禁止
誤り。
脱毛は外見の変化による心理的負担に配慮します。面会禁止は脱毛への看護ではありません。感染予防のために面会制限が必要な場合は、白血球減少などの状態に応じて判断されます。
覚えるポイント
- 化学療法では、白血球減少、貧血、血小板減少、嘔吐、脱毛に注意する。
- 白血球減少では感染予防が重要である。
- 口腔ケアは感染予防と口内炎予防につながる。
- 血小板減少では出血予防と止血を意識する。
- 小児では、治療への不安と家族支援にも配慮する。