R05A126|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進循環器疾患心不全
心不全患者への説明について、適切なのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、心不全患者への生活指導が問われています。
心不全では、体液貯留の早期発見が重要です。毎日の体重測定は悪化のサインを見つけるために役立ちます。
解説
心不全では、心臓のポンプ機能が低下し、体内に水分がたまりやすくなります。体液が増えると、体重増加、浮腫、呼吸困難、咳、夜間の息苦しさなどがみられます。
そのため、患者には毎日体重を測るよう説明します。できるだけ同じ時間、同じ条件で測定し、急な体重増加があれば医療者へ相談します。
息苦しいときは、仰向けでは呼吸困難が強くなることがあります。上半身を起こしたファーラー位や起坐位が楽な場合があります。
水分や塩分は、医師の指示に従って管理します。水分を多めに摂る、塩分を気にしないで食べるという説明は、心不全を悪化させる可能性があります。
患者への説明
「体重が急に増えたとき、むくみや息苦しさが強くなったときは、心不全が悪化している可能性があります。毎日同じ条件で体重を測りましょう」と説明します。
選択肢の確認
1.「苦しいときは仰向けで寝るようにしましょう。」
誤り。
心不全で呼吸困難があるときは、仰向けで苦しさが強くなることがあります。上半身を起こす体位が楽な場合があります。
2.「水分を多めに摂りましょう。」
誤り。
心不全では水分制限が必要な場合があります。水分量は医師の指示に従います。
3.「塩分は気にしないで食べましょう。」
誤り。
塩分摂取が多いと体液貯留を助長し、心不全を悪化させることがあります。塩分管理が重要です。
4.「毎日体重を測りましょう。」
適切である。
毎日の体重測定は、体液貯留や心不全悪化の早期発見に役立ちます。
覚えるポイント
- 心不全では毎日体重を測定する。
- 急な体重増加は体液貯留のサインである。
- 呼吸困難時は上半身を起こすと楽なことがある。
- 水分と塩分は医師の指示に従って管理する。
- 浮腫、息切れ、咳、尿量変化を観察する。