R05B81令和5年度 准看護師試験 過去問

疾病の成り立ちと回復の促進循環器疾患心不全

心不全患者への説明について、適切なのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、心不全患者への生活指導が問われています。

心不全では、体液貯留を早期に見つけることが重要です。毎日の体重測定は、心不全悪化のサインを見つけるために役立ちます。

解説

心不全では、心臓のポンプ機能が低下し、体内に水分がたまりやすくなります。体液が増えると、体重増加、浮腫、息切れ、咳、痰、夜間の呼吸困難などがみられることがあります。

そのため、患者には毎日体重を測定するよう説明します。できるだけ同じ時間、同じ条件で測定し、急な体重増加があれば医療者へ相談するよう伝えます。

浮腫がある場合、同じ姿勢でいると局所の圧迫や循環不良が起こりやすくなります。体位変換や下肢挙上など、状態に応じた対応が必要です。

水分制限は不要と一律に説明するのは適切ではありません。医師の指示に従って水分や塩分を管理します。

咳や痰は、肺うっ血や感染などのサインである場合があります。問題ないと説明せず、症状の変化を観察します。

患者への説明
「体重が急に増えた、むくみが強くなった、息切れや咳が増えたときは、心不全が悪化している可能性があります」と説明します。

選択肢の確認

1.「体重は毎日測定しましょう。」
適切である。
毎日の体重測定は、体液貯留や心不全悪化の早期発見に役立ちます。

2.「むくみがある場合は同じ姿勢でいるようにしましょう。」
誤り。
同じ姿勢は局所の圧迫や循環不良につながります。状態に応じて体位変換や下肢挙上を行います。

3.「水分の制限は必要ありません。」
誤り。
心不全では水分制限が必要な場合があります。水分量は医師の指示に従います。

4.「咳、痰が出ても問題ありません。」
誤り。
咳や痰は心不全悪化や感染のサインである場合があります。変化を観察し、必要時に報告します。

覚えるポイント

  • 心不全では毎日体重を測定する。
  • 急な体重増加は体液貯留のサインである。
  • 水分と塩分は医師の指示に従って管理する。
  • 咳、痰、息切れ、浮腫は悪化のサインになる。
  • 心不全では自己管理支援が重要である。

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