R05A125|令和5年度 准看護師試験 過去問
老年看護認知症看護BPSDへの対応
認知症の行動・心理症状(BPSD)はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、認知症の中核症状と行動・心理症状、BPSDの違いが問われています。
記憶障害、見当識障害、実行機能障害は中核症状です。睡眠障害はBPSDに含まれます。
解説
認知症の症状は、大きく中核症状と行動・心理症状、BPSDに分けて考えます。
中核症状は、脳の障害によって直接起こる認知機能の障害です。記憶障害、見当識障害、理解・判断力の低下、実行機能障害、失語、失行、失認などが含まれます。
BPSDは、中核症状に加えて、環境、身体的不調、不安、孤独、コミュニケーションの困難などが影響して現れる症状です。睡眠障害、不安、焦燥、徘徊、興奮、幻覚、妄想、抑うつなどが含まれます。
認知症看護のポイント
BPSDは「困った行動」と決めつけず、痛み、便秘、空腹、不安、環境変化、眠れない理由など背景を探ります。叱責よりも安心できる関わりが大切です。
選択肢の確認
1.記憶障害
誤り。
記憶障害は認知症の中核症状です。BPSDではありません。
2.睡眠障害
正しい。
睡眠障害は認知症の行動・心理症状、BPSDに含まれます。
3.見当識障害
誤り。
見当識障害は、時間、場所、人などがわかりにくくなる中核症状です。BPSDではありません。
4.実行機能障害
誤り。
実行機能障害は、計画して順序立てて行動することが難しくなる中核症状です。
覚えるポイント
- 認知症症状は中核症状とBPSDに分ける。
- 記憶障害、見当識障害、実行機能障害は中核症状である。
- 睡眠障害はBPSDである。
- BPSDでは背景要因を観察する。
- 認知症看護では安心できる環境づくりが重要である。