32PM139第32回 あん摩マッサージ指圧師国家試験 過去問

東洋医学概論弁証論治八綱・瘀血・痰火・腎陽虚

次の文で示す症例について、問題139、問題140の問いに答えよ。 「35歳の男性。手足のしびれとレイノー現象がある。長く歩くと足部が痛くなるが、少し休むと軽減。下腿の静脈に圧痛や硬結、細絡がある。舌質は紫、脈は沈を認める。」 病態鑑別上、優先して聴取すべきなのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、レイノー現象、歩行時足部痛、下腿静脈の圧痛や硬結から、血管病変の鑑別を考えます。

若年男性で四肢末梢の循環障害を疑う場合、喫煙歴の確認が非常に重要です。

解説

症例では、手足のしびれ、レイノー現象、長く歩くと足部が痛くなり休むと軽減する症状が示されています。これは末梢循環障害や間欠性跛行を考える所見です。

さらに、下腿の静脈に圧痛や硬結、細絡があり、舌質は紫、脈は沈です。東洋医学的には瘀血を考える所見でもあります。

現代医学的な病態鑑別では、閉塞性血栓血管炎など喫煙と深い関連をもつ疾患を考える必要があります。そのため、優先して聴取すべきなのは喫煙です。

安全管理上のポイント
レイノー現象、歩行時痛、足部痛、末梢循環障害がある場合は、血管疾患の可能性を考えます。喫煙歴は鑑別と生活指導の両面で重要です。

選択肢の確認

1.運 動
誤り。
運動習慣の確認は重要ですが、病態鑑別上、若年男性の末梢循環障害で最優先して確認すべきなのは喫煙歴です。

2.食 事
誤り。
食事内容は生活習慣病や栄養状態の評価に重要ですが、この症例の血管病変の鑑別で最も優先される項目ではありません。

3.飲 酒
誤り。
飲酒歴も健康評価では必要ですが、レイノー現象や歩行時足部痛を伴う末梢血管障害の鑑別では喫煙歴がより重要です。

4.喫 煙
正しい。
喫煙は閉塞性血栓血管炎など末梢血管障害と強く関連します。本症例では病態鑑別上、優先して聴取すべき項目です。

覚えるポイント

  • 若年男性の末梢循環障害では喫煙歴を確認します。
  • レイノー現象と歩行時痛は血管障害を疑う手がかりです。
  • 舌質紫や細絡は瘀血を考える所見です。

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32PM13832PM140
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