34PM144|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論弁証論治・配穴胃熱・脾虚・痛痹・風熱犯肺・原絡配穴・肝火・腎陽虚・帯下
風熱犯肺により生じる浮腫の特徴はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、風熱犯肺による浮腫の特徴を、陽水として理解することが重要です。
外邪が肺を侵すと、肺の宣発粛降や水液代謝が障害され、浮腫が起こることがあります。
解説
風熱犯肺による浮腫は、外邪によって急に発症しやすく、顔面や眼瞼部から始まることが多いとされます。これは陽水に分類される浮腫の特徴です。
肺は皮毛を主り、水道を通調するとされます。風熱が肺を侵すと、体表や上部で水液の巡りが滞り、眼瞼部などに浮腫が出やすくなります。
陰水は、脾腎陽虚など内傷性で慢性的に進行する浮腫で、発症が緩やかで下半身に出やすく、圧痕の回復が遅い傾向があります。
ひっかけポイント
風熱犯肺による浮腫は陽水です。急に起こり、顔面や眼瞼から始まる点を押さえます。
選択肢の確認
1.緩やかに発症する。
誤り。
風熱犯肺による浮腫は外邪による陽水であり、比較的急に発症します。緩やかな発症は陰水で考えます。
2.眼瞼部から発症する。
正しい。
風熱犯肺による浮腫では、顔面や眼瞼部から発症しやすいです。肺と体表、上部の水液代謝の関係を考えます。
3.陰水に分類される。
誤り。
風熱犯肺による浮腫は陽水に分類されます。陰水は脾腎陽虚などによる慢性の浮腫で考えます。
4.圧痕の回復が遅い。
誤り。
圧痕の回復が遅い浮腫は陰水でみられやすい特徴です。風熱犯肺による陽水の特徴としては適切ではありません。
覚えるポイント
- 風熱犯肺による浮腫は陽水です。
- 陽水は急に起こり、顔面や眼瞼から出やすいです。
- 陰水は慢性的で、下半身に出やすい浮腫です。
- 肺は宣発粛降と水道の通調に関係します。