34PM143|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
東洋医学臨床論弁証論治・配穴胃熱・脾虚・痛痹・風熱犯肺・原絡配穴・肝火・腎陽虚・帯下
痛痹による肩の痛みに対し、十二刺を用いて治療する場合、最も適切なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、痛痹に対する十二刺の選択が問われています。
痛痹は寒邪が強く関係し、痛みが強く固定しやすい病証です。深部にある痛みに対する刺法として斉刺を考えます。
解説
斉刺は、痛む部位を中心に1鍼、その左右に1鍼ずつ刺す方法として整理されます。寒邪が深く入り、痛みが比較的固定している場合に用いられる刺法です。
痛痹は、風寒湿のうち寒邪が強く、強い痛みが特徴です。肩の痛みに対して十二刺を用いる場合、痛みの局所を中心に治療する斉刺が最も適切です。
輸刺、賛刺、直鍼刺も十二刺に含まれる刺法ですが、痛痹による肩の痛みに対する選択としては斉刺が適切です。
ひっかけポイント
痛痹では寒邪による強い固定痛を考えます。中心と左右に刺す斉刺を結びつけて覚えます。
選択肢の確認
1.斉刺
正しい。
斉刺は痛む部位を中心に、中央と左右に刺す方法です。寒邪による痛痹のような固定性の痛みに対して適切です。
2.輸刺
誤り。
輸刺は深部の病や骨に関わる病態などで整理される刺法です。痛痹による肩痛に対する十二刺として最も適切なのは斉刺です。
3.賛刺
誤り。
賛刺は皮膚のうっ血や腫れ、膿を出すような病態で用いられる刺法として整理します。痛痹の肩痛には斉刺が適切です。
4.直鍼刺
誤り。
直鍼刺は皮膚をつまんで刺すなど、比較的浅い部位への刺法として考えます。痛痹の肩痛に対する最も適切な刺法ではありません。
覚えるポイント
- 痛痹は寒邪が強く、強い固定痛が特徴です。
- 斉刺は中央と左右に刺す方法です。
- 痛痹に対する十二刺では斉刺を押さえます。
- 十二刺は、名称、刺し方、適応をセットで覚えます。